陰陽五行説とは?簡単に
陰陽道・陰陽説
陰陽説・陰陽思想は、すべての事柄は「陰」と「陽」にわけられ、陰と陽がお互いに影響しあいながら万物を生成し、発展していくという考えです。
陰陽の例
| テーマ | 陰 | 陽 |
|---|---|---|
| 天体 | 月 | 太陽 |
| 光闇 | 闇 | 光 |
| 昼夜 | 夜 | 昼 |
| 性別 | 女 | 男 |
| 兄弟 | 弟 | 兄 |
| 静動 | 静 | 動 |
| 数字 | 偶数 | 奇数 |
| 数学 | 負(-) | 正(+) |
| 天気 | 雨 | 晴 |
| 季節 | 秋と冬 | 春と夏 |
| 方角 | 北と西 | 南と東 |
陰と陽で相反するものは、それぞれが独立して存在するのではなく、お互いに依存しあって存在しています。片方があるから、もう一方があるという考え方です。

完全な陰や完全な陽はなく、陰の中にも陽の性質があり、陽の中にも陰の性質があります。陰が増えれば陽が減り、陽が増えれば陰が減るというように、それぞれが量的にバランスを取りながら循環しています。
陰陽道と四季
夏至に陽の気が最大となり、以降は陽の気は徐々に衰えます。
代わりに陰の気が徐々に強まり、冬至になると陰の気が最大となります。
太陽の熱と光は1年を単位に増減し、それによって春夏秋冬の四季が生まれます。
太陽の動きと太極図

- 太陽の陰影によって描かれる図は、太極図のもとにもなっている
- 白い部分が陽、黒い部分が陰。円の半径をそれぞれ確認していくと夏至のときに陽が最大、冬至のときに陰が最大となっている
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ちょこっとブックマーク五行説
古代中国の人々は、木星・火星・土星・金星・水星の5つの惑星は、この世の事象(自然や人間、社会など)と深い関係があると考えました。そして、万物は木・火・土・金・水(まとめて「もっかどごんすい」と呼ぶ)の5つの気によってできていると考えました。
陰陽道では、万物は陰陽の2つの気によって生じ、木・火・土・金・水の性質に当てはめられるという思想では、宇宙にはこの5つの気が絶えず循環していると考えられます。気が巡っていることを「行」と表し、五行といいます。
五行の相生(創造)と相克(破壊)
木・火・土・金・水が互いに順応していくことを「相生」、逆に相手を攻撃しあうことを「相克」といいます。これが陰陽説と結びつけられ、陰陽五行説となりました。
相生(創造)
丸い円を描く形。何かを生み出していく親子関係のような、穏やかな・自然な・協力的な関係

木は燃えて火を生む→火は燃えて灰と土が生じる→土中から金属類を産出する→金属は表面に水を生じさせる→水は木を育てる
相克(破壊)
五芒星の形。相手に対して向かっていく、緊張した・お互いに力を消耗する関係

木は土の養分を吸い取る→土は水を汚す→水は灯を消す→火は金属を溶かす→金属は木を切る
五行の特性 一覧表
さまざまなものが五行の性質にあたると考えられ、下記の表に示すような特性があるとされています。
五行と四季

1年は四季に分かれますが、五行にも割り当てられます。
- 春は「木気方局」
春は、2・3・4月(旧暦1・2・3月)。十二支では寅・卯・辰。五行では「木」となる。 - 夏は「火気方局」
夏は、5・6・7月(旧暦4・5・6月)。十二支では巳・午・未。五行では「火」となる。 - 秋は「金気方局」
秋は、8・9・10月(旧暦7・8・9月)。十二支では申・酉・戌。五行では「金」となる。 - 冬は「水気方局」
冬は、11・12・1月(旧暦10・11・12月)。十二支では亥・子・丑。五行では「水」となる。
※それぞれ四季の最後である、辰・未・戌・丑は五行の「土」にも割り当てられ、土用を表す。
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