冬至

冬至とは?簡単に

  • 冬至とうじは1年のうちでもっとも夜が長く、昼間が短い日
  • 冬至の日は、毎年12月21日か22日
  • 冬至を境に日照時間は長くるため「太陽の復活する日」として、世界各地でさまざまな祝いの行事が行なわれてきた
  • 日本では、奈良時代から宮中で冬至節の儀式が始まった
  • 厳しい寒さを乗り越えるため、ゆず湯に入ったり、「ん」のつく食べ物を食べる風習がある

冬至の日にやること

ゆず湯に入る

江戸時代に「冬至にゆず湯に入ると風邪を引かない」という伝承が生まれ、体調を崩しやすい季節の変わり目に身を清め、用心するための習わしとして普及しました。
冬至の日にはゆず湯に入り、さわやかなゆずの香りのお風呂を楽しみましょう。

ゆず湯の薬効

  • 血行促進作用があり、冷え性・神経痛・腰痛などを和らげる
  • ひびやあかぎれに効く
  • ゆずの皮に含まれる精油成分が皮膚を覆い、肌を保湿する
  • クエン酸やビタミンCにより美白効果も期待できる
豆知識

ゆずは「融通が利く」、冬至は「湯治とうじ(温泉療養の意)」の語呂合わせからゆず湯に入るようになったという説も。

「ん」のつく食べ物:冬至の七草を食べる

冬至には名前に「ん(運)」のつく食べ物を食べると縁起が良いとされています。

冬至の七種ななくさ一覧

なんきん(かぼちゃ)
免疫力を高めるカロテンやビタミン類が豊富。熟しているほうが甘味も強く、栄養価も高い
れんこん
ビタミンCが豊富で、疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止に効果がある
きんかん
咳や喉の痛みなどの風邪予防に効果がある
かんてん
海藻からできているため食物繊維が豊富。冬に多い脳卒中の原因となる高血圧や動脈硬化の予防にも
ぎんなん
カロテン、ビタミンC、カリウムなどが豊富で、免疫力アップが期待できる
にんじん
皮膚や鼻やのどの粘膜健康に保つ働きをするβ-カロテンが豊富に含まれる。風邪予防に効果的
うどん
胃腸にやさしく、体を温める食べ物。体温が上がることで免疫力が高まり、風邪の撃退に役立つ

冬至の七草は主に関西圏で広まった風習です。

小豆粥を食べる

小豆粥あずきがゆや小豆団子を食べる風習もあり、赤い色が邪気を祓うという言い伝えが由来になっています。小豆は良質なタンパク質や植物繊維、ポリフェノールなどの栄養が豊富です。

一陽来復

冬至から日照時間は長くなるため、陰(悪いこと)から陽(良いこと)への移り変わりと解釈され、「一陽来復いちようらいふく」と表現されました。