
年越の祓・師走の大祓とは?
年越の大祓は、1年で溜まった罪や穢れを祓い、清らかな心身で新年を迎える大みそかの行事です。
年越の祓のしきたり
年越の大祓は、古くは平安時代に編纂された書物「延喜式」にもその記述があり、半年に一度、毎年6月30日には「夏越の大祓」、12月31日には「年越の大祓」と、年に2回行われます。
12月31日の年越の祓では、7月1日から12月31日までの半年の間に溜まった罪や穢れを祓い清め、新たな年を迎えます。
人形と呼ばれる人の形に切った白紙を用いて、穢れを祓い無病息災を祈ります。
夏越の大祓とは?簡単に 茅の輪のくぐり方 茅の輪(ちのわ)をくぐることで災いが祓われ、心身が清らかになるとされています。茅の輪くぐりをするときは、まずは一礼をし、①左→②右→③再び左と8の字を描きながら3度くぐり抜けて境 …
祭りや年中行事、冠婚葬祭などの非日常を「ハレ(晴)の日」、それ以外の日常を「ケ(褻)の日」といいました。ハレの日には、食べものや着るものも普段とは違う特別なものにし、メリハリがつけられました。お正月や成人式に着る着物のこ …