イースター

イースターの由来・意味

「イースター(Easter)」とはキリスト教の行事のひとつで、日本語では「復活祭」とも訳されます。春の女神イーアスター(Eostre)にちなんで名づけられたものです。

イエス・キリストは十字架にかけられ処刑されましたが、その3日後に復活を果たしたといわれています。それを記念してイースターで復活を祝うようになりました。

キリスト教徒にとってクリスマスと同様に重要な祝日です。イースターは「春分の日以降で、初めの満月から数えて最初の日曜日」で、毎年日付が変わります。

イースターエッグとイースターバニー

モチーフとして生命や復活の象徴の「イースターエッグ」、子孫繁栄や豊穣の象徴の「イースターバニー」が扱われます。

イースターエッグは殻に彩色したゆで卵やチョコレートで作った飾り卵をさし、復活祭の日にプレゼントし合います。
中世の頃は復活祭の9週間前から野鳥の卵を食べることは厳禁。
解禁になると、いっせいに野鳥の卵を探して食べたそうです。
イースターバニーはその卵を野うさぎが探して持ってきたことに由来するともいわれています。

イースター島の由来

モアイ像で有名なイースター島(チリ領)は、世界中を旅してまわった艦長キャプテン・クックが、この島を発見して上陸したのが「イースターの日」だったからだといわれています。

毎週「日曜日」が休みである由来

日曜日が休日であることもイースターが由来。
昔キリスト教徒は土曜日を休日にしていたが、イースターの日曜日に仕事を休んで礼拝のために集まるようになったため、日曜日が休息の日になったといわれています。