
火焚き神事とは?簡単に
- 火焚き神事とは、今年迎えた稲荷神を山に送り、来年の再来を祈る神事のこと
- 神社や火を扱う業種の家で無病息災と家内安全などを祈って護摩木を焚き、みかんやお火焚き饅頭、おこしなどをお供えする
- 江戸時代から京都地方などで行われる神事で、古くは冬祭りとも呼ばれていた
伏見稲荷の火焚き神事
伏見稲荷の火焚き神事は、全国から奉納された20万本の火焚き串浄火がタ刻まで燃え続ける豪壮な冬の火祭りです。五穀豊穣を感謝し、家業繁栄を祈ります。
火焚き神事のしきたり
定番のお供え
お火焚き饅頭やみかん、おこしなどが定番。
お火焚き饅頭とは、あずきのこしあんが入った小判型のお饅頭に、宝珠の焼き印をつけたもです。
ふいご祭
火焚き神事の日に、鍛冶工や鋳物師、石屋などのふいごを使う職人は、ふいごを休めてお供えし、守護神である稲荷神を祭りました。
初午とは?簡単に 初午の由来と稲荷大社 初午の日は、全国各地の稲荷神社で祭りが行われます。このお祭りは、奈良時代の711年2月の最初の午の日に、京都の伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)の祭神が稲荷山に祀られたことが由来 …