
昔のお盆の日程
お盆は13~15日だけではありません。以前は7月1日から、いろいろな準備をしていました。
1日 | ご先祖様が迷わず帰ってくることを願い、軒ちょうちんをつるす (昔から「釜蓋1日」といって1日に地獄の釜の蓋が開くといわれている) |
7日 | 新盆の家では、盆棚の飾りつけを始める |
13日 | ・盆棚を飾りつけ、家族みんなで迎えちょうちんや線香、生花を持ってお墓参りに行く ・お寺から迎えちょうちんにあかりをいただいて帰り、その火で玄関に迎え火を焚く ・夕食から盆棚に食事を供える |
14~15日 | ・新たに作った朝、昼、夕の食事を盆棚にお供えする ・親戚などの家の盆棚にお参りに行く |
16日 | ・新たに作った朝、昼の食事を盆棚に供える ・昼食は早めにかたづけ、食器を洗わずにお茶を供える ・マコモ(野菜の一種)を舟のように丸め、その中に精霊馬や盆花を入れて流す ・お墓に参り、お供え物などを片付ける ・自宅の盆棚やちょうちんを片付ける ・暗くなったら送り火を焚く |
お盆とは お盆とはいわゆる略語で、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という仏教行事です。ほかに「精霊会(しょうりょうえ)」ともいわれ、先祖の霊を家に迎えて供養する行事ですが、「盆と正月」と物のたとえにされるほど、日本人に …