おみくじ

おみくじとは

おみくじ(御神籤)とは、神社や仏閣などで吉凶を占うために引く籤です。

「みくじ」は「くじ」に尊敬の接頭辞「み」をくわえたもので、漢字で書くときは「御籤」とするか、神社のものは「神籤」、寺のものは「仏籤」とします。

おみくじは、物事を機械的かつ公平に決める「くじ」の行為に、神様の意志が表れると、考えられています。参拝した後におみくじを引くことで神の真意を知ることができると言われています。

おみくじの種類はいろいろとあり、神社ごとに工夫も窺うことができます。その内容には吉や凶、または大吉・中吉・小吉・末吉という吉凶判断、金運や恋愛、せ物、旅行、待ち人、健康など生活全般にわたる記述を見ることができます。

本来、おみくじは神さまのお告げであり、おみくじの和歌や漢詩は神さまからのメッセージとして書かれています。現在では将来起こることを予言したり、吉凶を占う意味合いが強いですが、本来は人生の岐路に立った時の道標として、「おみくじに進むべき方向のお告げをいただくこと」がおみくじを引く意味とされています。