暑気払いとは?簡単に
- 暑気払いとは、厳しい暑さが続く時期に、冷たい食べ物や飲み物などで体に溜まった熱をうち払い英気を養うこと
- 夏至(6月21日ごろ)から処暑(8月23日ごろ)が暑気払いの時期
- 暑気払いに決まった形式はない。納涼会と同義で使われることもあり、宴会などで冷やしたビールなどを飲み交わす姿が夏の風物詩としても見られる
- 夏野菜や漢方などで体の熱気を取り除いたり、薬湯に入るのも体の調子を整えるのに効果的
暑気払いに良いもの
夏野菜 スイカやきゅうりなどの夏野菜は熱を下げる効果がある | |
麦 6~7月に収穫される麦は夏バテを防ぐ上で効果的。ビールや冷や麦は暑気払いの定番 | |
冷やした本直し(美淋酒) 焼酎を本みりんで割った飲み物(みりんはもともと甘味飲料)。みりん独自のほんのりと甘い口当たりで飲みやすいのが特徴 | |
甘酒 甘酒には飲む点滴と呼ばれるほど栄養があり、夏バテ防止にも役立つ | |
枇杷の葉 枇杷の葉は漢方の材料にもなる。枇杷の葉を煎じた枇杷葉湯は体にこもった熱を取り除く。また、食中毒の予防や下痢止め、疲労回復などの効能がある |
土用の丑の日とは?簡単に 土用とは 「土用」といえば夏の風物詩のようにとらえられがちですが、本来、土用とは立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を指し、立秋前がいわゆる「夏の土用」です。 十二支で表した「丑の日」は土用の期 …