地鎮祭

地鎮祭とは?簡単に

  • 地鎮祭じちんさいとは、土地の邪気を除き、土地の神様である「土地神どじしん・どじがみ」を鎮めるために行なわれる儀式のこと
  • 家を建てるときに、工事の無事や建物の安全を願う儀式をおこなう

地鎮祭のしきたり

日本では古くから、あらゆるものには神様が宿り、土地も神様のものとされてきました。家を建てたり田植えをする土地は、神様からお借りしているものと考えられています。

地鎮祭では、神様に土地の利用の許しを得るために、土地の四隅に青竹を立てて注連縄しめなわで囲います。その中にお神酒、魚、米などのお供え物をします。

地鎮祭の祭壇
地鎮祭のお供え物

神主の祝詞のりととお祓いのあと、施工主が鍬入くわいれをします。

平安時代には陰陽師が儀式を行なっていましたが、明治時代以降は神主が行なうようになりました。