傘寿のお祝い

傘寿さんじゅとは、数え年で80歳を迎えられた方へのお祝いのことで、80歳の長寿を祝う風習のことです。また、80歳のお祝いのことを「八十寿やそじゅ」ともよびます。

傘寿の「かさ」は、草書体や略字で書くと上から「八十」とみえることと、八の字が末広がりであるとの意味合いから傘寿のお祝いが根付いたといわれています。

傘寿は日本発祥と言われる風習で、室町時代にはじまり、庶民に普及したのは江戸時代になってからと考えられています。

傘寿のお祝いの色は黄色や金茶色とされています。