定年退職のお祝い

第2の人生への船出を職場・家族でお祝いする

長年勤めた会社からの定年退職は感慨深いものがあります。
60歳定年制を取り入れている会社も多いことから、還暦のお祝いと重なることもあります。その場合は、新しい門出、第2の人生への船出をお祝いする送別会を開いたり、記念品を贈ります。職場での送別会は定年退職日の1週間前までに開くようにしましょう。

贈り物は、趣味の品や嗜好品など、定年後の生活で楽しめるものを選ぶとよいでしょう。また、本人への贈り物に、長年支えてきた奥様や家族への記念品を添えるのも喜ばれます。職場とは別に、家族や親しい親戚を招いて身内で祝いの席を設けることも多くなっています。

お返しは基本的に必要ありませんが、退職後一段落した頃に、近況報告を兼ねた礼状を出すようにします。

定年退職祝い

表書き

「会社を去る」「今までの人間関係とのお別れ」など、マイナスのイメージを表面に出さないために、祝儀袋の表書きには、「退職祝」「御餞別」は使わないようにするのがマナーです。
長年の感謝の気持ちを込めて「御礼」「感「謝」などの表書きにしましょう。

お祝い金

職場で贈る場合は1人あたり3千~5千円が目安。
商品券などを贈る場合は、総額で1万円以上になるようにする。

お祝いの品

  • 記念の置物
  • フォトフレーム
  • セーター
  • スカーフ
  • 旅行カバン
  • 財布
  • ウォーキングシューズ
  • ゴルフ、テニス、釣り、絵画、蕎麦打ちなど趣味の用品
  • 同僚の寄せ書き色紙

お返し

基本的に不要。落ち着いたら近況報告を兼ねたお礼状を送る。

定年退職の挨拶状の文例

謹啓

陽春の候、皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
私事で恐縮ですが、このたび3月31日をもちまして、37年間勤務いたしました○○会社を定年退職の運びとなりました。在職中、大過なく職責を果たすことができましたのも、皆様のご指導ご厚情のおかげと、深く感謝する次第でございます。

しばらくは充電期間と考え、再出発を期するつもりです。
皆様には、従前にましてのお力添えを賜りたく、お願い申し上げます。本来ならば拝趨のうえ、御礼を申し述べるべきところではございますが、略儀ながら書中をもちましてごあいさつ申し上げます。

謹白