胡蝶蘭とは

胡蝶蘭(コチョウラン)は、ラン科コチョウラン属(ファレノプシス属)の植物です。花が蝶が舞うように見えることからこの名が付けられました。

胡蝶蘭は、10~15日ほどと長い期間満開を楽しめます。開花時期は1~4月ですが、近年では温室栽培技術によって通年で花を咲かせることも可能です。

胡蝶蘭の花言葉

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」です。蝶のように幸福が舞い込んでくるイメージに由来するといわれています。開業・就任など、今後のさらなる発展をお祈りする意味を込めた、節目のお祝いによく選ばれます。

胡蝶蘭が贈られるシーン

胡蝶蘭は、開店祝い、開業祝い、開院祝い、昇進・就任祝い、誕生日祝い、新築祝い、引っ越し祝いなどの個人ギフとして贈られます。

胡蝶蘭を贈るタイミング

開店祝いや開業祝いの胡蝶蘭は、オープンの前日には贈るのがよいでしょう。

昇進・就任祝いは、昇進・就任後の仏滅以外の日に贈るのが一般的です。大きな会社では先に発表されることもあるので、その場合は就任前などに贈ります。就任前に贈る場合は、胡蝶蘭を飾る場所やタイミングなど、その会社の総務や秘書関係の方に確認を取った方がいいです。

お祝いに胡蝶蘭が選ばれる理由

胡蝶蘭は、美麗で高級なイメージ、縁起が良いという点でも魅力があります。鉢植えは「根付く」という意味を持つため、「幸福が根付く」という縁起のいいものとして選ばれています。

胡蝶蘭はトゲも毒もなく、清楚な印象です。香りがあまりせず花粉もほとんど飛ばないため、飾る場所を問わないというメリットもあります。

胡蝶蘭は、他の花と比べて長持ちします。水やりや置く環境など、きちんと手入れをすれば、3ヶ月以上美しいまま保つこともできます。また、花びらがひらひらと落ちることがあまりないため、周辺の床のお掃除が楽です。