七十二候「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」とは
「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」は、二十四節気の「小寒」の次候にあたる七十二候のひとつです。
冬の寒さの中、春の息吹を感じることができる七十二候です。地上ではまだ冬の寒さが厳しいですが、地中では生命が芽生えようとしている様子を表しています。この時季は、自然の中で春の兆しを探してみるのも良いでしょう。
水泉動(しみずあたたかをふくむ)の意味
地中の水が温まり、動き始める頃という意味です。
まだ冬の寒さが厳しい時期ですが、地中では春に向かう変化が始まり、凍っていた水が少しずつ動き出します。地上では分かりにくいですが、自然の中で生命が息づき始めている兆しです。
時期
1月10日頃~1月14日頃
「水泉動」が表すもの
- 春の兆し: 厳しい寒さの時期ですが、地中ではすでに春の準備が始まっていることを示します。
- 自然の営み: 目に見えないところで、自然が着実に変化している様子を表しています。
- 生命の力: 寒さの中でも、生命はたくましく生きていることを教えてくれます。
「水泉動」の頃の自然
- 植物: まだ地上では冬の植物が目立ちますが、地中では根が動き始め、春の準備をしています。
- 動物: 一部の動物は、冬眠から覚める準備を始めるかもしれません。
- 天気: 寒さが厳しく、雪が降る地域もあります。
関連する言葉や季語
- 春の季語(立春、早春など)
- 小寒
- 冬の季語(霜、雪、寒空など)