橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

七十二候「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」とは

「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」は、二十四節気の「小雪」の末候にあたる七十二候のひとつです。
橘の実が黄色く色づき始めることで冬の到来を感じる七十二候のひとつです。常緑樹の橘が黄色く色づく様子は、冬の寒さの中でも生命力を感じさせてくれます。この時季は、橘の実を眺めながら、冬の到来を感じてみましょう。

橘始黄(たちばなはじめてきばむ)の意味

橘

橘の実が黄色く色づき始める頃という意味です。

寒さが増し、冬が近づくと、橘の実が黄金色に色づき始めます。常緑樹である橘は、冬でも青々とした葉を茂らせているため、黄色く色づいた実はひときわ目立ちます。

時期

12月2日頃~12月6日頃

「橘始黄」が表すもの

  • 冬の始まり: 橘の実が色づくのは、冬の到来を告げる一つの目安となります。
  • 生命力: 寒空の下でも実をつける橘は、冬の厳しい寒さの中でも生命力を感じさせてくれます。
  • 日本の風情: 古くから日本人に親しまれてきた橘は、日本の冬の風情を代表するもののひとつです。

「橘始黄」の頃の自然

  • 植物: 橘以外にも、冬に実をつける植物として、柚子などが挙げられます。
  • 天気: 朝晩の冷え込みが厳しくなり、日中の気温も低くなります。

関連する言葉や季語

  • 小雪
  • 冬の季語(例えば、霜、雪、寒空など)