蚯蚓出(みみずいずる)

七十二候「蚯蚓出(みみずいずる)」とは

「蚯蚓出(みみずいずる)」は、二十四節気の「立夏」の次候にあたる七十二候のひとつです。
目に見えないところで土壌を豊かにするミミズの活動が始まる、生命力あふれる季節です。ミミズの働きは、私たちの暮らしを支える上で欠かせないものです。

蚯蚓出(みみずいずる)の意味

冬眠していたミミズが地上に姿を現す頃という意味です。

暖かくなり、土が湿気を含むと、ミミズは土の中から這い出してきます。雨上がりの道端などで、ミミズを見かけることが多くなる時期です。

時期

立夏(5月5日頃)の6日目から11日目頃が「蚯蚓出」にあたります。

ミミズの役割

ミミズは、土壌を耕し、有機物を分解することで、土を豊かにする重要な役割を担っています。ミミズが作ったトンネルは、植物の根が伸びるのを助け、土壌に空気を供給します。

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